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四季こもごも

一度きりの人生において感じたこと、学んだことを記したブログです。

僕が腎盂尿管移行部狭窄症の手術を受けた時の話。

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少し前の話にはなりますが、2013年の秋のある日の午後、普通に仕事をしていた時に左の脇腹の少し背中側の方に痛みを感じたことがありました。その時は「昨日何か変なもの食べたっけな?」とか「ちょっと風邪気味なのかもしれない。」みたいなことが頭のなかに浮かんでいました。

 

 

でも、時間が経つに連れて痛みがどんどん増していって、とても仕事ができる状態じゃなくなってきました。「まぁ、家で横になれば良くなるだろう。」と思い、上司に許可をもらって会社を早退しました。

 

その後、家についてベットで横になっていたのですが、夜になる頃にはだまって横になっていられない状態になっていました。最終的には県立病院に電話し、救急で診察してもらうことになりました。

 

レントゲンを取り、点滴をしてもらい、しばらくすると痛みが引いてきたので、この日の夜は家に帰りました。次の日、病院に行きCT等の精密検査を受けました。この時点で私的には「そんなただの腹痛なのに精密検査なんて大げさだよ。。俺は元気だし。あー、面倒くさい。。」くらいしか思っていませんでした。

 

数日後、検査結果を聞いた僕は大きな衝撃を受けました。

 

「検査の結果、あなたは腎盂尿管移行部狭窄症だと思われます。」

 

 

まさかの検査結果を聞いたその時の僕は、全身から血の気が全くなくなり、貧血状態になっていました。その後、先生がこの病気の事について詳しく説明してくれていたのですが、まったく頭に入ってきていませんでした。

 

 

 

 

そもそも腎盂尿管移行部狭窄症とは?

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 (※神奈川県立こども医療センター泌尿器科より引用)

 

尿は腎臓で造られるのですが、腎臓の腎実質で造られた尿は、腎杯という部屋に集まり、そこから腎臓の中央にある腎盂に集まります。そして腎盂から尿管を通って膀胱に尿は運ばれます。腎盂から尿管へ尿が通りにくくなるほど狭い場合(通過障害がある場合)を腎盂尿管移行部狭窄といいます。
 腎盂尿管移行部の筋肉繊維の異常や結合組織の異常、腎臓へ行く血管の走行位置の異常等で起こることが多いといわれています。(※http://www.tatebayashikoseibyoin.jp/shinryou/hinyo_07.html より引用)

 

「腎盂尿管移行部狭窄症?だって今まで小さい頃から大学まで野球部に所属して体を酷使しても痛みなんて出たことないのに、このタイミングでたまたまお腹が痛くなったからって、僕がそんな病気だったなんて信じられないです。」

 

↑みたいなニュアンスなことを先生に話したら、「〇〇さんは生まれつき腎盂尿管移行部狭窄症だったと思います。ただ今まで偶然痛みが出ていなかっただけで、いつ症状が出てもおかしくない状態です。」と説明されました。

 

その後、健常者と私の腎臓の周りのCT画像を比較して見せられましたが、確かに腎盂は腎盂と尿管の接合部分が狭く、腎臓に尿が溜まっていて大きく腫れていることが何となくではありますが理解できました。

 

 

それでも信じられなくて…

その後、親や彼女に病状のことを説明しました。彼女からは「すぐに手術したほうが良いよ!」と言われました。しかし、親からは「もう少し様子を見ても良いんじゃない。」と言われました。おそらく、親からすると自分が産んだ子供にそんな先天性の病気があるとは考えたくないし、現に今まで症状も出たことがないし、勘違いなんじゃないかと思いたい気持ちがあったのではないかと思います。

 

また、当時アルバイトをしていた私には手術を受けれるお金がなく、親にも頼れない状況でした。なので、手術を受けるのはもう少し様子を見てからにしようという決断をしました。

 

 

その後しばらく何も無かったが…

それから、しばらく痛みが出ることはまったくありませんでした。しかし、次の年の2014年の4月。新しく転職した会社の研修で、東京の寮に住んでいました。そんなある日の夜、昨年の秋に感じた痛みと同じ痛みが襲ってきました。

 

この時も、以前と同じでだまって横になっていることが出来ず、この時は119番に電話し、救急車で近くの病院に運ばれました。この時には「あ~。もうこれは手術受けないとダメだな。」と覚悟を決めました。。

 

 

いよいよ手術に向けて…

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(※http://www.takai-hs.co.jp/members2/quartz/quartz.phpより引用)

 

7月に研修が終わり、地元に戻った僕は再度近くの病院で精密検査を受け、9月のシルバーウィークに腎盂尿管移行部狭窄症の手術を受けることに決めました。その後、手術を受けるまでに何回も採血や尿検査、精密検査等を受けなければならず、大変だった思い出があります。

 

 

 

肝心の手術内容ですが、先生から「男性器から上の図のようなバルーン付きカテーテルを入れて腎盂と尿管の接合部分を広げます。そして、手術後1ヶ月は尿管にカテーテルを入れっぱなしにし、接合部分を広げるという内容です。よろしくお願いします。」という説明を受けました。

 

 

え…?要は、ちん◯からカテーテルを入れるの!?うわぁ…

 

 

最初、先生から手術内容を聞いた時は色々な感情が頭を駆け巡って、目の前が真っ暗になり、血の気が引いていきました。

 

 

でも、もうあのいつ来るか分からない痛みを味わうのは嫌だったので仕方ありませんでした。しかも、一番最初の痛みが出た時に行った県立病院ではお腹を開いて手術する必要があると言われていたのですが、この時に行った病院は腎盂尿管移行部狭窄症の手術を何度もやられていた先生がいて、上記のバルーン手術を紹介してくれたので、そのことは非常に幸運でした。

 

 

 

いざ手術!!

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9月のシルバーウィークになり、いよいよ手術を受けることになりました。今まで大きな手術を受けたことが無かったので、手術前は本当に怖かった記憶があります。

 

 

ただ手術は麻酔を受けてから行われたので、痛みを全く感じませんでした。また、時間も1時間弱で終わったので、手術自体はあっという間に終わってしまいました。

 

 

手術後は「なんだ!?もう終わりか?楽勝〜♪」って感じでした。

 

 

 

麻酔が切れてからは… 

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手術後すぐは麻酔が聞いていたので何も感じませんでしたが、時間が経つたびに痛みが出てきました

 

特に排尿をするときは地獄でした。何しろ手術で尿管に傷が付いているので、手術後2日間位はずっと真っ赤な血尿が出ていました。ただ、その後は徐々に尿の色も普通になってきました。。ちなみに、手術当日の夜はあそこに管が刺さったままなのでトイレに行くことはできませんでした。

 

 

 

 

カテーテルの違和感との一ヶ月の戦い

この腎盂尿管移行部狭窄症の手術を受けて、一番辛かったのがカテーテルの違和感との戦いでした。とにかく排尿をしてもしても残尿感がいつも残るんです。残尿感があり、トイレに行っても尿は出ません。また歩く際にも多少の傷みがありました。

 

 

この期間は、仕事も集中できないし、休日も外出すると歩かないと行けないからどこにも行きたくないし。。とにかく、カテーテルを抜くまでの一ヶ月間は手術の時よりも何倍も辛かったです。

 

 

 

 

 

最後の最後に人生で一番恥ずかしい経験をした…

手術を受けてから一ヶ月が経ち、ようやくカテーテルを抜く日が来ました。もぉ、どれだけこの日を待ちわびたことか。。

 

病院に行き「また麻酔をしてオペ室で手術をするんだろうな〜。」と思っていました。

 

「〇〇さーん」と名前が呼ばれたので、病室に入ると、女性が出産する際に座るような椅子が用意されていました。↓こんなやつ。

 

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(※https://exportpages.jp/ja/product/%E5%88%86%E5%A8%A9%E6%A4%85%E5%AD%90/46914/より引用)

 

女性の看護師さんから優しく「ズボンを脱いでここに座って下さい♪」と言われました。

 

 

「えっ!?ここで抜くの!!ウソだろ…(泣)」

 

と呆然とする自分がいました。ただ、「あと何分かガマンすれば、カテーテルの違和感から開放される。」と思い、腹をくくりました。

 

 

抜く前に、ちょっと消毒しますね〜♡」と言われて、あそこを綺麗にしてもらいました。。上半身と下半身の間はカーテンで仕切られているので、私からは看護師さんの作業は見えていませんでした。いや~、あの拭かれている時のことは今思い出しても本当に恥ずかしかったです。。

 

 

 

その後、どのようにやったのかは分かりませんが、体からカテーテルが抜かれました。抜くときは麻酔がなかったので、このカテーテルを抜き時の痛みは本当に人生で一番痛かったかもしれません。まぁ~、半端なかったです。とりあえず長かった私の手術も終わりを告げました。

 

 

 

 

その後の経過

手術後は数ヶ月に一回のペースで経過を見るために病院へ行きました。そして、手術から一年が経過し、先生から「これ以降は、痛みが出たら来て頂く形で大丈夫です。」と言わました。

 

 

これが、私の腎盂尿管移行部狭窄症との戦いの一部始終でした。

 

 

 

感 想

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今にして思うと、1回目の痛みが出た時にすぐに手術を受ければよかったと思います。ただ、2回目の痛みが出た時に行った病院に行っていなければ、お腹を開いて手術していた可能性もあったので、まぁ結果的に良かったのかなと思います。

 

今だから冗談話として言えますけど、当時は本当に不安な気持ちでいっぱいでした。

 

自分はまだ若いし健康だ!」という思い込みは非常に危険だと思います。誰の身にも病気はやってくるのだと改めて感じることが出来た体験でした。

 

 

 この記事が、同じ症状で悩まれている方の少しでも役に立てば幸いです。

 

 

 

 

(※ちなみに以前は注射が大嫌いでしたが、この手術のおかげで全く怖くなくなりました。それだけが唯一、手術を受けたメリットでしたね。。(笑))

 

 

 

 

 



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